★ オオムラサキの一生って・・・ ★2014-08-01(Fri)


せっかくカラッとした空気だったのが 動きの遅い台風が 2個 も発生したせいか ここのところ蒸し暑くってたまりません。
各地猛暑と熱帯夜が当分続きそうです。

7月 初めに見に行った国蝶のオオムラサキです。
日本に分布する広義のタテハチョウ科の中では最大級で 翅を広げると ♂は 約 10cm ♀は 約 12cm にもなります。準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)。
♂の翅の表面は光沢のある青紫色で美しく ♀は♂よりも一回り大きいのですが 翅に青紫色の光沢はなく こげ茶色をしています。
オオムラサキの一生って 卵から孵化して何度も脱皮を重ね 冬は幼虫のまま越冬 翌春 再び脱皮を重ねて蛹を経てチョウへ。 1年 かけて成虫になるんですね~ そう思うと感動です。

去年のオオムラサキの記事もご覧くださいね。

オオムラサキは・・・



1.


透過光で。
幼虫の食草であるエノキの緑をバックに 光り輝いています。

オンマウスしてね!

2.


孵化したばかりの幼虫と卵。 1週間 で孵化し幼虫となります。
卵には 縦の縞模様がありきれいです。
受精卵ばかりではないようです。

オンマウスしてね!

3.


触覚がまだ茶色い幼虫!
卵から孵った幼虫は 夏から秋にかけてエノキの葉を食べて 何度か脱皮して成長します。
秋までに 2齢 3齢幼虫 を経て 4齢幼虫になります。

オンマウスしてね!

4.
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冬には地面に降りて 食樹の根際や空洞内に溜まった落ち葉の中で越冬します。
春に休眠から覚めると 再び食樹に登って葉を食い 更に成長を続けます。

5.
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4齢幼虫 はさらに脱皮を繰り返し 食樹であるエノキの葉を食べて 6齢幼虫(大きさ 5-6cm)となります。

6.
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6月 に入る頃 幼虫 から蛹への変身が始まります。
終齢幼虫のお顔!

7.
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とってもひょうきんでかわいらしいです。
イモムシ状態の時のあんよと 成虫になった時のあんよ 違うんですね~

8.


蛹へ変身!

オンマウスしてね!

9.
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羽化した後の蛹の殻。

10.


そしてチョウに!
朝陽を体いっぱいに浴びる♀。
一見 こげ茶にしか見えませんが いろんな色が隠れているのですね~

オンマウスしてね!

11.


地面にいた♂。
綺麗な色合いです。

オンマウスしてね!

12.


切り株のお立ち台に乗った♂です~

オンマウスしてね!

13.


女の子の指に止まってくれるかな~
ゆっくり! ゆっくりね!
残念ながら この時は止まってくれませんでしたが この女の子は何度かトライして
ついに指に乗せることができたようで嬉しそうでしたよ。

オンマウスしてね!

14.
hnb-8137.jpg

こちらは私の指に止まってくれた♂。

15.
hnb-8149.jpg

突如 産卵を始めた♀。
1頭 の♀は 数回に分けて約 400個 の卵を産みます。その大きさは約 1mm。

16.
hnb-8148.jpg

とっても感動的です。

17.


こちらでは 高いところで産卵を始めました。
葉っぱの先端から順々に産み付けて行きます。
翅のオレンジ色のハートマークがチャームポイント!

オンマウスしてね!

オオムラサキ(Sasakia charonda (Hewitson, 1863)))タテハチョウ科 オオムラサキ属


* たくさんご覧いただきまして ありがとうございます。


おまけ! 今日のぶんちゃん ”あっちゅいでちゅね~!” の 巻 '08.08.01


1.
bunchan-3437.jpg

教育の森公園で。
さすがのふたりも暑くって 暑くって! の様子。

2.
bunchan-3438.jpg

ぶん: ”ここは風が吹いて来て ほっとちまちゅね~!”


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Comments(16) | Trackback(0) | チョウチョ

Comment

こんばんは

国花である桜はたくさん見られても、国鳥である雉はたま~~~に
しか見られず、国蝶にいたっては一度も見たことがないという、悲しい現状。
自然界の生き物たちにとって暮らしやすい場が狭くなっているのですね。
さて、そんななか、オオムラサキの卵からの成虫になっての産卵まで
通して見せていただけて感動の思いでいっぱいです。
ゆっくりゆっくり成長するのですね。
終齢幼虫の顔、可愛くてひょうきんですね。何かに似てる…エゾリス?
こんなにたくさんの卵を産むんですね。身近でよく見かけるアゲハチョウ
たちのように一粒ずつじゃないんですね。
ビッシリ並んだ卵はちょっと苦手…ですが…
この中から羽化して成虫になれるのはわずかなんでしょうね。
できるだけたくさん無事育っていってほしいものです。

2014-08-01 22:06 | URL | ポージィ [ 編集]

☆ ポージィ さん こんばんは!


1番にお越しいただきまして ありがとうございます。

国鳥 国花 国歌などは 国が決めるのでしょうかね?
国蝶は 日本昆虫学会が決めたそうですが・・・
以前は関東にもたくさんいたのでしょうが 今はこうやってケージの中でしか生きて行けないのかもと言う現実が悲しいですね。
大きなチョウですから 成長もゆっくりなんでしょうかね?
7年とか16年とか土の下に潜って暮らすセミに比べると そうでもないような・・・
それでも 彼らは人間に比べてとても小さくって非力だから 生きるってことはたいへんなのでしょうね。

そうなんです~ 可愛いお顔をしていました。
リスか~ なるほどね。
びっしりとたくさん産んでいました。
そうなんでしょうね~ 鳥 さんに食べられたり気候や環境で生きられなかったり・・・

昔のように 都内で大空を飛ぶオオムラサキが見られるようになるといいですね~
いるところにはいるようですが。

ありがとうございました。

2014-08-01 22:21 | URL | fairy ring [ 編集]

国蝶 ですか。長い間かかりやっと蝶になる過程をじっくり見させていただきました。なかなかこんなのは見れないですね。どうして写されたのか と思いましたら囲われてるのですね。でも大変んなお時間がかかってことでしょう。
ハネを広げると綺麗な紫が見えて良いですね、ありがとうございました。
ブんちゃんたち 相当に暑かったようですね。

2014-08-02 15:50 | URL | kapira 小坂 [ 編集]

オオムラサキの飛んでいる姿は綺麗だそうですね。
雑木林はこちらでもすっかりなくなりましたから 会えることは難しいだろうな~ 桜を植える話は聞くけれど 
オオムラサキの食草(木)を植える話は聞かないですね。

終齢幼虫の顔 かわいい!
fairy ringさんの指にとまったのですね 感激でしたでしょ。
産卵までみれたのですね、すごい~~

2014-08-02 16:14 | URL | haniwa [ 編集]

☆ kapira 小坂  さん こんにちは!


はい! 国蝶です。
そうなんです~
観察小屋があって そこに変われているオオムラサキです。
外界とは ネットで仕切られているので 太陽とか雨とかは自然と同じです。
そうですな~ 午前中過ぎまでいました。
暑かったです。

はい! とても暑かったです~
ふたりとも舌をだしています。

ありがとうございました。

2014-08-02 16:48 | URL | fairy ring [ 編集]

☆ haniwa さん こんにちは!


観察捨の中でも飛んでいました~
飛んでいるところも撮りましたが バックがね~
おっしゃるようにきれいです。

エノキなど植栽はされにくいかもですね~
終齢幼虫可愛いでしょ!

去年も指に止まってくれたので感激でした~
今年も!

今年は蛹も孵化したばかりの幼虫も産卵も見ることができてラッキーでした。
出来れば自然界で見たいです。

ありがとうございました。

2014-08-02 16:52 | URL | fairy ring [ 編集]

おはようございます^^

国鳥=オオムラサキって知りませんでした^^;
国鳥に相応しい優雅な美しさがありますね♪
それにしても、なかなか見られなくなった環境が残念です。。。
そのオオムラサキの成長過程をジックリと撮影されて
これは貴重な資料になりますよ^^
素晴らしいです♪

ぶんちゃん&もんちゃん
マジで暑い^^;
チョット日陰に入ったり、風を感じる時の幸せ~な気分がナイス☆
ぶんちゃん達も、ホッとしたでしょうね^^
ポチ☆彡

2014-08-03 10:01 | URL | 理彩也 [ 編集]

☆ 理彩也 さん こんばんは!


国鳥ではなく 国蝶です。打ち間違えだとは思いますが・・・

いろんな候補はあったようですが これに決まったようです。
以前は見られたのでしょうが 今は何処にでも見られるというのではないのが残念ですね。
ありがとうございます。

はい! とっても暑かったようです。
木陰を渡る風は心地よかったのでしょうね。

ありがとうございました。

2014-08-03 20:34 | URL | fairy ring [ 編集]

こんばんは~
あの有名な国蝶のオオムラサキの一生を見せて下さってありがとうございます。
青紫の翅色は魅力的ですね。
今回は産卵シーンまで見れたとはなんてラッキーな~(@_@)
何度も通われたんでしょうね。

2014-08-03 23:56 | URL | fumifumi [ 編集]

国蝶ってあることを知りませんでした。
ずっと追ってらっしゃったんですか?
命の経過を見せていただき、胸うたれました。
自分がすっごいバカみたいに思えてきちゃいました。
羽の紫、深みのあるなんとも言えない色です。
生きてる色というか、生命の色というか。

最後のお写真のぶんちゃん、かわいい~。^^

2014-08-04 13:15 | URL | くらふぇ [ 編集]

☆ fumifumi さん こんにちは!


本当は羽化するシーンも見てみたかったのですけどね。
去年は行った時期が遅くって ほとんどの♂は昇天してしまっていましたので 今年は早めに見に行きました。

たくさんのチョウが飛び交っていたのとたくさんの人がいらしたので お昼を回った後まで何時間か粘りました~

産卵シーンは感動的でしたよ。

ありがとうございました。


2014-08-04 17:51 | URL | fairy ring [ 編集]

☆ くらふぇ さん こんにちは!


国の花(桜 菊) 歌[君が代) 鳥(雉) 蝶(オオムラサキ) 旗[日の丸)などあるみたいですが・・・調べると面白そうです。

開園とともに撮影し お昼過ぎまで暑い中 粘って撮りました~
この日はとても暑かったです~
ほとんどふらふら状態!

こうした生き物の姿を見ると一生懸命に生きているってことに感動しますよね。

そんな~ くらふぇ さんも一生懸命に生きていらっしゃるではありませんか~

とても美しい色合いですよね。

暑い中 ありがとうございました。

2014-08-04 18:01 | URL | fairy ring [ 編集]

これは素晴らしいですね
卵からずっと追いかけるのって大変!
いやぁ本当にいいものを拝見させていただきました

2014-08-04 21:45 | URL | しーたけ [ 編集]

☆ しーたけ さん こんばんは!


ありがとうございます!

去年見ることができなかった蛹とか産卵シーンを見ることができて よかったです。
小さな生き物たち こうして懸命に命を紡いでいる姿は感動的ですね。

ありがとうございました。

2014-08-04 22:12 | URL | fairy ring [ 編集]

チョウの一生を 綺麗なお写真で見れて
感動しました
卵から生まれたての幼虫は
すごく小さいのですね
それが 何度も脱皮を繰り返して
蛹になって 成虫になる
綺麗な羽根でヒラヒラ嬉しそうに羽ばたいているんですね〜
あ〜 感動

2014-08-05 09:33 | URL | ぶーたんママ [ 編集]

☆ ぶーたんママ さん こんにちは!


小さな生命が懸命に生きている姿って感動しますよね。
そうなんです~ 卵から孵化したばかりの幼虫は本当に小さいのに 終齢幼虫は 5-6㎝ほどもあってずんぐりむっくりです~

感動していただきまして 嬉しいです。

ありがとうございました。

2014-08-05 16:44 | URL | fairy ring [ 編集]

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